2007-01-10

City of Evil - Avenged Sevenfold

City of Evil

2005年リリースの3rdアルバム。
アメリカはカリフォルニアのメタルコアバンドです。
日本盤は2006年にリリースされています。

2006年で一番よく聴いたアルバムです。
初めて聴いたときに受けた印象は、
『The Offspiring + Guns N' Roses 』でした。
憂いのある良質メロディに、少し乾いた音質のボーカル、
それにアメリカの陽気な風味が曲にミックスされていて、
独特の雰囲気を醸し出す楽曲群が勢いよく押し寄せてきます。
とりあえず好きな音楽全部鍋に放り込んだらいいダシが出ましたみたいな。

こういう一風変わった特徴を持つバンドには弱いです。
聴き始めはやはり元々がハードコア畑ということもあるのか、
ドラムのスネア音が(HMに慣れた耳には)若干軽く聞こえたりしたのですが、
アルバムを通しての曲調は結構バラエティに富んでおり、
メタル魂炸裂ギターリフやツインリード、変わった感じのメロディラインを
ふらふらするギターソロなんかもあり、何回聴いても飽きが来ません。
前半の5曲は曲構成といいサビメロといい非常にアツくなれます。
難点があるとすれば、ダサダサのアルバムジャケットぐらいですかねぇ。

このバンドだけ、っていう特徴を持つのは非常に強みになると思います。
おかげさまで、これに似たバンドってあまり無いんですよね。
強いていえば、独自の世界観を持つメタルコアってことで、
AtreyuとかTriviumなどそのあたりでしょうか。
Blink-182みたいなメロコア好きにもお勧めです。
Iron MaidenやDragonforceといった正統派やメロスピもいけるかと。
…音がごちゃまぜなんで逆にいろんな人に勧められますね。

このアルバムによりメタルコア界隈で一歩抜きん出た存在になったのは
間違いないでしょう。次のアルバムも非常に楽しみです。

My Favorite Song : Trashed And Scattered

Similar Artists : Atreyu,Trivium,Iron Maiden,Dragonforce,The Offspring,Blink-182

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